小説が原作らしいこのアメリカ映画は、寝る前にちょおっと見てみて、つまらなかったら消して寝ようと思いながらつけたのだった。

チョコレートドーナツ以来人に勧めたい映画だった。precious

 

見る前、Netflixの説明書きを読んで、この愛想のなさそうな黒人の少女が虐待や貧困を乗り越えて最後には笑顔になるのかなとなんとなく想像していた。

見始めてすぐ、引き込まれてしまった。

洗濯物をたたみながら見ていたんだけど、15分も見たところで、他のことをせずに集中してみようと思い、見入った。

プレシャスは14歳、生活保護をもらいたい母親の言うことを聞くしかなく、生活保護受給のために学校に通い、

家では母親のご飯を作り、無理やり食べさせられ、愛情を注がれず、性的虐待にあい父親の子供を産み、さらにまた父親の子供を妊娠中だ。

母親は学問は必要ないと言って、ろくに勉強もさせずプレシャスを支配下に置いて意のままに動かそうとするモンスターだ。

 

父親との間に産んだ子供は、一人めの子供はダウン症で、祖母が育てているのに、生活保護の調査員が来るときだけ偽造のために家に戻される。母親からは汚いモンスターと邪険にされ、生活保護の子供の頭数のために必要なだけ。

学校に行ったプレシャスに「えらくなったつもりか!人を見下しやがって」と罵る母親。何かすっぽりかけている。

2人めのを産み家に帰ると時母親は私の男とヤったあばずれが!ってプレシャスに言う。子供と出て行こうとするプレシャスと赤ちゃんに向かって上階からテレビを投げつけるような、凶暴な女。これはショッキングすぎた。

思い通りにならないなら赤ん坊も娘も死んでしまえという・・・

見ながらふとプレシャスはとてもボリュームがある体系なので、妊娠していても気づかれない感じだなと、ふと考えていた。

時折ニュースになる、女子高生がこっそり出産して〜・・・というようなニュースも頭によぎった。

まぁそんなことはいいのだけれど、この映画はまだまだプレシャスにとって希望はあるが病気のこと、これからどうやて生きていくのかと前途多難な状態で、母親に別れを告げて終わる。

ラスト、子供2人を連れて歩く彼女は確実に強くなっていた。

軸になっているのは学びで、プレシャスはフリースクールに通いながら良い先生に巡り合い読み書きを覚え、

自立に繋がる自分の夢、進学、大学、思い描くようになる。きっと彼女ならやり遂げるだろう。

カウンセラーの役のマライアキャリーもいい味出してた。

 

 

このような家庭は日本でもあると思う。実の父からの性的虐待、養父からの性的虐待、実母からの虐待、嫉妬、憎しみを向けられて。

頼るべき親がこんなだったら?産むんじゃなかった、いらなかった、お前なんか誰からも必要とされていない、デブ と罵られて育ったら。

 

疑問だけどね。母親はなぜ自分たちの娘に手を出すような男を愛し続けるのだろう?3歳の娘に手を出したその瞬間に冷めると思うんだけど。

DV夫婦がくっついたり離れたりしながら延々と叫んだり殴ったりしているのはよくある話だけど、

自分の子供より男が大切って、そこがそもそもおかしい。そこで子供を優先出来ない人はおそらく知能指数が足りていないのだ。

そして想像力もない。親なんていくら威張り散らしていたって、数年で力関係は逆転するんだ。自分が歳をとるって考えもない。一生子供よりえらく威張っていられると思っている本気で。

6歳の子供も10年で16になれば40歳の親が50に、20年たては26で親は60だ。親は弱く、子供は強くなる。

自分の娘に夫が手を出していたら、殺すよね。殺したっていいと思う。

プレシャスは学ぶことで自分の可能性はもっともっとある!ってことに気づいて変わっていった。

 

主人公のプレシャス役は、新人女優だそう。すごい演技だ。カウンセラーはマライヤ・キャリーだし、ナースのジョンはレニークラビッツだ。

よくわからんけど配役のバランスがすごい。

知らない人だったけど母親役も有名人のようだ。知らなくてごめんなさい。

ちょっとメンタルのやられている人はダメかもしれないけど

一度、みんな見てもらいたい映画です。

 

 

 

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